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おもしろい印刷の活用方法やアイデアのご紹介!

第11回|金・銀インキ印刷年賀状


No.174|角度を変えると、金・銀の光沢感がよくわかります

金・銀が輝くスクリーン印刷年賀状

“普通とは違う、印象に残る年賀状を送りたい”といった時、スクリーン印刷で作る、オリジナル年賀状がオススメです。

普通のオフセット印刷とはひと味違った、スクリーン印刷ならではの強い発色。また、特殊インキを使った特別な年賀状も作れます。

今回は金・銀インキを使用した、2012年文化プロセス・オリジナル年賀状をご紹介します。

制作仕様

  • 材 料:アート紙 240k
  • サイズ:100×148mm
  • 印 刷:シルクスクリーン印刷
    • 表面/1C[金赤]
    • 裏面/3C[赤・銀・金]
  • Design:BunProデザイン工房

スクリーン印刷の特徴

スクリーン印刷
  • 布や金属など様々な素材、立体物に印刷できます。サイズもかなり大きなものまで印刷できます。
  • 印刷画線と色調が強烈で、耐光性に優れています。
  • 金・銀や蛍光、蓄光や香料など様々な特殊インクがあります。
【印刷できる材質】
紙、布、木材、金属、ビニール、硝子、プラスチック、ターポリン、ポリカーボなど

印刷風景[裏面]

1色目|赤インキ

1色目に刷るスクリーン版を印刷台にセット。今回、363×394mmのアート紙に6丁付けで印刷を行い、最後に断裁しハガキサイズに仕上げていきます。

次に、インクを手早く混ぜ合わせ、印刷に適したインクの硬さに調整します。

版のセットとインクの準備ができたら、いよいよスクリーン印刷のスタートです。材料のアート紙を台に置いて、赤を刷っていきます。「謹賀新年」の文字と「お餅」「扇」っぽいものが現れました。

刷り終わったら、印刷台横の乾燥機に流して乾かしていきます。

2色目|銀インキ

1色目同様、版のセットとインクの準備を行い、印刷スタート!

左側に「シルバーの辰」が現れました。

まだ、全体像はわかりません。

3色目|金インキ

右側に「ゴールドの辰」が現れました。お鏡餅の台「三方」と、下部のアクセントの「市松模様」、扇の前に2012を刻んだ「みかん」も現れ、「お鏡餅と金・銀の辰リボン」の年賀状の全体が印刷されました。お鏡餅の上の蜜柑を辰たちが狙っています。

金箔・銀箔をイメージして、お鏡餅のまわりに小さな金銀の四角を散らして華やかさをアップさせています。

インクが乾いたら、最後に断裁をして完成です。

No.174
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